私は23歳で結婚、28歳で妊娠しました。
その期間、子供が欲しいと思いましたがそれよりも大きな仕事を任されていたので、成し遂げたいと思っていた事もありその私の意志に旦那も同意していました。
しかし、二十代後半になり周りの友人や後輩が子供が出来ていく中で、焦りが出始めました。
と同時に、ちょうど旦那の祖母が亡くなり家族間で葬式をしていたら、旦那がふと義祖母に、「曾孫を見せてあげられなくてごめんね」とつぶやきました。
この言葉を聞いて旦那は子供が欲しかったんだと我に返りました。
そして旦那の事をお父さんにしてあぜたい!
私の両親や旦那の両親をおじいちゃん・おばあちゃんにしてあげたい!
と思い始めました。
今まで仕事が好きで没頭しすぎていた事に、旦那を忘れていた頃があったかもしれませんが、これからは家庭に集中しようと決断したのでした。
さあ!妊活のスタートです
2人で話しあい、子作りをスタートしました。
初めはすぐに出来ると思っていましたが、2カ月が経っても出来ず、焦ってばかりでした。
とりあえずネットで子宝に恵まれるよう調べました。
まず冷えを治す事から始めました。
毎日、授かると言われているお茶を飲み続けました。
そして毛糸のパンツを履き続けました。
湯船にも極力入るようにし、葉酸たっぷりのイチゴをたくさんたべました。
旦那には精子の運動量を高めるサプリメントを飲んでもらったり、キノコ料理を沢山作ったり、規則正しい生活を心がけました。
3ヶ月後には2人で気晴らしに、子授けで噂の温泉に出掛けました。
そして最終手段として、親友から「赤富士」を書いてもらいました。
これを待ち受けにし毎晩お祈りしていました。
その2ヶ月後に妊娠が判明、もちろん仕事は退職し家庭に入りました。
仕事も好きだったけど、やはり子供が1番なので今は後悔していません。
落ち着いたらまた違う仕事をしようと思いますが、それまでは神様から与えられた命を大切にしていこうと思います。