不妊治療では女性の生理周期によって色々な検査があるのですが、卵管造影検査は病院に行ったその日にすぐ行うこともあります。
不妊には色々な原因があるのですが、この検査では精子が体内に入ったとき、きちんと卵に辿り着くことが出来ているかを調べます。
女性の体には”卵管”という精子の通り道があり、ここが詰まっていると精子が卵に辿り着くことが出来ません。
なので、造影剤を注入して、卵管の中をちゃんと通っていくかどうかを検査します。
詰まっていない人にとっては全然痛くない検査ですが、そうではない場合は造影剤注入時に痛みが走ります。
X線検査で、自分の目で見ながら検査を受けることが出来るのですが、私は見る余裕などありませんでした。
そのくらい、人によって痛みの差はあると思います。
この検査で、多少の卵管狭窄であれば通りがよくなるので、検査後2~3カ月は妊娠しやすくなるとも言われています。
本当に詰まってしまっている場合には、手術をするか、体外受精・顕微授精を選ぶことになります。
痛いと聞いて腰が引ける方もいると思いますが、妊娠するためには早く原因が分かった方が絶対にいいので、病院への1歩を頑張って踏み出してみて下さいね。
妊活中のお酒は適量に抑えて
妊娠をしたらアルコールの摂取は避けたほうが良いのですが、妊活中ともなれば胎児に影響が出るわけでもありませんからそこまでシビアに考える必要はありません。
アルコールの摂取によって妊娠に悪影響が出るということが証明されてはいませんから、妊活中は飲んではいけないと言い切れるものではありません。
しかし、好影響があるという結果があるわけでもありませんから本当に妊娠をしたいと考えているのであれば、飲まないことが一番なのです。
お酒が好きな人であったり仕事などの付き合いで飲み会に誘われたら妊活を理由に断るのもなんだか言い出しづらいと思っている人もいることでしょう。
その場合せめて適量の範囲で抑えるようにしておきましょう。
適量というのがどのぐらいの量かというのははっきりしていません。
少なくとも酩酊状態になって飲んだ時の出来事を忘れてしまうような飲み方というのは、飲み過ぎであり慎むことが大切です。
飲まないことによってストレスが溜まり過ぎるのであれば、少量を飲んで気分転換をすることができたほうがいいという考え方もあります。
少量程度で飲むのであれば少量で済ませるようにしましょう。
一番の理想としては妊活の時点でスパッとやめることとなります。
それが難しいのであれば節度を持ってお酒を飲むようにしましょう。
将来的には必ずお酒をやめなければならない時期が来ます。
できれば早い段階でやめておくのが一番となります。