私達夫婦の場合、夫が重度の不妊症だったため顕微授精以外に方法がありませんでした。
そのため検査は、ホルモンの数値を見るための負荷検査と血液検査、採卵をするため性病やHIVなどの一般的な検査のみがありました。
その後ホルモンの数値によっては薬を飲み、妊娠に適した数値になるように調整していきました。
私の場合プロラクチンの数値が妊娠希望の場合にはほんの少し高いかなとの事でした。
テルロンというお薬を飲んで調節しましたが飲み始めは正直気持ち悪さとの戦いで、1週間ほどで落ち着きました。
そして次は採卵にむけてより多くの卵子を大きく成長させる事が出来るように治療していきます。
私の場合はロング法でしたので、まずは採卵予定の前の排卵後から毎日数回点鼻薬を使用しました。
次の排卵時期に排卵させないように脳に働きかけます。
生理がきたら3日目から卵子を増やすためにホルモン剤を約10日間内診をして調節しながら筋肉注射をしていきます。
卵巣内に卵子がたくさん出来、大きさもしっかりしてきたら排卵を促す注射をして採卵です。
私の病院では採卵は静脈麻酔を使ってしてくださったので痛みはありませんでした。
そうして採る事が出来た卵子に培養士の方がひとつひとつに精子を入れていき、受精卵になったものを凍結して排卵時期に移植していくようになります。